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馬主になるための条件は?中央競馬と地方競馬の資格条件の違いも解説

馬主になるための条件

競馬好きの方の中には、自らが馬主になりたいとお考えの方も多いのではないでしょうか?しかし、馬主資格を得るためにはいくつもの厳しい条件があり、大金を持っていたとしても条件によっては馬主になれないケースもあります。この記事では、馬主になるための条件をご紹介します。初心者の方にも解りやすく説明するので、ぜひご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

中央競馬と地方競馬の違い

競馬は、中央競馬と地方競馬の大きく2つに分けることができます。これらの最も大きな違いは、運営の規模と開催地です。

中央競馬は国が管理しており、農林水産省監督のもとで行われます。全国各地に競馬場があり、季節に合わせて開催場所が変わります。一方、地方競馬は、地方公共団体が主催しており、原則としてただ1つの競馬場で運営されていることが特徴です。その他にも、コースの種類や長さ、レースのレベルや開催される曜日など、細かい違いがいくつも見られます。

馬主資格を取得する条件

個人が馬主資格を取得するための条件は、中央競馬か、地方競馬かによって異なります。ここでは、それぞれの条件を見ていきましょう。

中央競馬

中央競馬で馬主資格を得るためには、過去2年間の所得金額が1,700万円以上であり、その額が今後も継続して得られる見込みがあることが条件になります。また、継続して保有することができる資産額が7,500万円以上あることが必要です。また、日本中央競馬会競馬施行規程に定める事項に当てはまらないことが前提条件となります。

地方競馬

地方競馬で馬主の資格を得るためには、直近年の所得金額が500万円以上であることが必要です。(収入ではなく所得)また、馬を所有した後も、継続的に預託できることが総合的に認定されるかどうかが、審査の判断基準となります。

競走馬の価格

馬の価格の相場は非常に幅広く、安くて200万円前後、高いと億超えの競走馬もいるほどです。馬体の仕上がりやその馬の血統が高く評価されるほど、価格が跳ね上がります。

競走馬を購入する方法

ここでは、競走馬を購入する方法を紹介します。

庭先取引

競走馬の生産を行う牧場から馬を直接購入することを、庭先取引と呼びます。価格や条件が一致すれば、欲しい馬を手に入れることができるのが魅力です。しかし、生産牧場の担当者と直接交渉することになるため、馬や競馬に関する知識や人脈がないと取引を成功させることは難しいでしょう。

市場取引

市場取引は、上場した競走馬をセリ方式で落札する方法です。もちろん、人気の高い馬は総じて値段が跳ね上がるため、良い馬を購入するためにはかなりの資金が必要となります。

オンライン購入

近年では、競走馬の写真や動画、プロフィール、即決価格などを掲載したサイトを通して、オンライン上で競走馬を購入できる仕組みがあります。

馬主になるメリット

馬主になるメリットは、収入面と趣味の面の2つに大別できます。所有している馬がレースで勝つと、賞金を獲得できます。レースに勝ち続けることができれば、たくさんの賞金が手に入り、かなりの収入になるケースもあるでしょう。またレースに勝たなくても、レースに出場するだけでも、出走手当を得ることができます。

ちなみに、有名馬であるキタサンブラックは300万円で購入され、現役時代のトータル獲得賞金はおよそ19億円だといわれています。うまくいけば夢のような金額を得られることが、馬主になるメリットの1つではないでしょうか。

また、自分の愛馬がレースに出場している姿を馬主席から応援したり、1位になったときに口取り写真撮影を行えることも大きな魅力です。さらに、本来は関係者以外立ち入り禁止とされている馬のトレーニングセンターに出入りすることができたり、自分のつけた馬の名前が実況や応援で呼ばれたりするのも、馬好きの方にはたまらないメリットでしょう。

馬主になるための条件はとても厳しい

馬を守るためにも、競走馬を所有するための条件はとても厳しいものです。中央競馬で資格を取得するためには、7,500万円の保有資産と1,700万円の所得という非常に厳しい金銭面での条件をクリアしなければなりません。

しかし地方競馬の場合は、500万円の所得があれば馬主になれるため、馬を所有することも夢ではないでしょう。馬主になることを考えている方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。

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