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アパレルにおける気候リスク

だいぶ朝晩が冷えて冬の到来を感じるようになってきました。

東京では、少し前の11月7日は最高気温が27.5℃になり、100年ぶりの夏日とか報道されていましたが、11月15日には最低気温が5.9℃でした。1週間での気温変化がすごく大きいですね!

私の11月7日はまだ短パンTシャツで外出していて「いつまで短パンですか~?笑」とか言われていました。11月15日にはしっかりデニムカバーオールにネルシャツでしたから、身をもって服装の変化を実感しております。

11月初旬まで暑い日も多く、アパレルでは秋物が苦戦しているという報道が多く見られたと思います。気温と服の購入は大きな関係性があります。気温あるあるのような話で聞く事も多いのでもう少し調べてみる事にしました。

サンダル

4月の平均15℃を超えるあたりで立ち上がり始める。そこから気温の上昇と共に販売数が増えていく。

ロングブーツ

25℃を下回るタイミングで販売数が立ち上がり始め、平均気温が15℃を下回るようになると急激に販売数が増える

コート

最低気温が18℃を下回る(41wくらい)…トレンチコートの様な軽い羽織コート

最低気温が13℃を下回る(45wくらい)…薄中綿コート

最低気温が8℃を下回る(47wくらい)…冬コートのピーク

5℃刻みでコートアイテムの中でも動きが違うのが面白いですね。

おもしろいのが、MEN’Sコートの売れ行きのデータはLADY’Sの売れ出しから一週間ほど遅れた日に現れるようです。男性の方が少し寒さに鈍感なのかもしれませんね(笑)

その他アイテム

半袖シャツ・・・25℃以上

長袖シャツ・・・25℃未満

ニットカーデガン・・・20℃未満

セーター・・・16℃未満

などなど、このように言われております。

もちろん、要因は気温だけではなく、ファッショントレンドのアイテムやデザインによる影響が、売れ行きの初速に関係する場合もあると思います。

おおむね、人々は体感温度により、その時に着る服を求めて購入することが多いようです。

気温の変化に注目して販売計画を立てることは必須ですね。

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