地域のアパレルニーズ《立川印Tシャツ》《たちかわのたいこばんTシャツ》
8月末に立川観光コンベンション協会より、11月初旬のイベントに向けてTシャツ制作を考えているとご連絡を頂きました。
「立川印」Tシャツ、「立川のたいこばん」Tシャツの2型です。
「立川印」は、立川産農作物のブランド化プロジェクトです。立川農業の魅力を発信し、ブランド化を促進するためにマークを付けています。
「立川のたいこばん」は、立川の名産品の愛称となっています。地元で育まれた新鮮な食材やそれらを使ったスイーツ、伝統の技術が光る工芸品など、さまざまな商品が認定されてマークが付けられています。
これらのTシャツは、事業者の方々が販促イベントや作業中に着てPRに使用するものです。そのあたりの意図を踏まえて企画提案を進めていきました。
立川印Tシャツ
カーキ色の生地に、マーク原案イメージに近くなるようにブロンズ系ゴールドの箔プリントを使用しました。文字はラバープリント使用、プリントの仕上がりは良い感じだと思います。
立川農業の事業者の方々が、販促活動時だけではなく、日々の作業時もこのTシャツを着る可能性があるということで速乾性のあるポリエステル素材を選びました。
通年でこのTシャツを使用するという事で、袖は5分丈にして秋冬はインナーに長袖など重ね着で着用できるようにオーバーサイズで寸法を設定してTシャツを作りました。
たちかわのたいこばんTシャツ
クロの生地に、たいこばんのマークはカッティングシートのような立体的に少し浮き上がって見えるようなプリントを使用しました。文字はラバープリントを使用しました。こちらも2種類のプリント使い分けることで仕上がりは良いと思います。
こちらも、通年でこのTシャツを使用するという事で、袖は5分丈にして秋冬はインナーに長袖など重ね着で着用できるようにオーバーサイズで寸法を設定してTシャツを作りました。
この、「たちかわのたいこばんTシャツ」は50枚の小ロット発注で出来るだけコスト抑えてというご要望でしたので、Tシャツのサイズデザインは「立川印Tシャツ」と同型共通で合わせてもらい、工場の裁断縫製の負担を軽くすることでコストを少し下げることができました。
販促アパレルグッズ
販促のアパレルグッズに多くの予算を掛けることは難しいと思います。
しかし、決められた予算範囲内で満足のいくアパレル製品を手配することは大きな意味があると考えています。
販売者の皆さんは、苦労して作り上げた商材を、価値感が高くブランド力を持ったイメージでお客さんに渡していきたいと考えておられると思います。
人間はファーストインプレッションでほとんどを判断する傾向がありますから、素晴らしい商品を取り扱っていても、その販売者がイメージにそぐわない販促グッズを着ていたとしたら、残念ながら価値感を違ったイメージで判断されてしまう可能性があります。
パッと見で着ている服が良いイメージで見えたら、同時に商品もマイナスイメージを持たれることなく見てもらえると思うのです。
ちょっとしたこだわりやブランドイメージに合う服を、話し合いながら作っていく。
ブランディングやモチベーションに少しお役に立てるのではないでしょうか。