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創業準備期間にやっておいて役立ったこと。振り返り ~学び編~

タチカワファッションラボは2022年10月に開業し、2024年3月に法人化しました。

27年間の会社員生活を終えてから、開業~法人化までに2年間が経っていました。

過去、「個人事業主での開業」から「法人化」までの手続き申請については、「第二のチャレンジ」人生の経験となるように出来るだけすべて自分でやるようにしてきました。最近6月になって税理士事務所との契約も終わり手続き関係が落ち着いてきたので、今朝のんびりとこの2年を思い出してみてたんです。

弊社が東京都立川市なので、地域性が強い話しになるかもしれませんので、そのへんはご容赦ください。

起業に向けての学び

事業を開始するのに何が必要なのか?どのような順序で何をしていけばいいのか?

ゼロスタートだと分からない事だらけでした。でも国や地方自治体は創業起業をバックアップする体制を取っているので、公共的な支援機関が多くありました!

①商工会議所/商工会が行う「創業塾」

毎年6月あたりから募集が始まる「創業塾」です。

住んでいる地域の商工会議所が開催しているもので、地域の創業起業に興味ある人々を集めて5~6回の講義をしてくれます。「起業マインド・モチベーション」「SNS活用方法」「資金手配・財務関係」「法人設立方法」などの基本的な話を聴かせてくれます。

最近はコロナ禍も落ち着いたので、フェイストゥフェイスで講義を聞いて、創業仲間との交流も可能になりました。

毎年7月~9月に行われる期間限定的なセミナーではありますが、近隣地域の仲間作りにも役立ちますし、商工会議所とのお付き合いもここから始めることが可能です。

私は立川商工会議所の創業塾に2014年と2022年に参加したのですが、地域の良き仲間との出会いがありモチベーションも上がり、とても有意義だったと感じています。東京商工会の創業塾も参加しました。

創業塾は全国のそれぞれの商工会議所で行われていると思います。検索してみてください!

②TOKYO創業ステーション

TOKYO創業ステーションは、東京都が運営する起業支援機関です。

「Startup Hub Tokyo 丸の内」「Startup Hub Tokyo 多摩(立川)」の2か所にあります。

こちらは講義セミナーを多く開催していて、講師の方々も多く在籍しています。講義セミナーはほぼ毎日何かしらが行われていて、ZOOMでのオンライン参加も可能です。夜スタートのセミナーも多いので都合も付けやすいです。

施設には相談受付や関連書籍もあり、起業に関する情報をカジュアルな感覚でもらうことが出来ます。女性が多いイメージです。

創業を志して動き始めたときに、こちらのセミナーを毎日何かしら片っ端から聞いていきました。講義内容は多岐に渡っているので、知りたい情報を網羅することが出来ました。

セミナーを聞いた後で覚えた内容をさらにYouTubeで検索して深掘りしていたのを覚えています。いろいろな用語もここで覚えていきました。

中小機構BusiNest

中小機構が運営する「ビジネスト」という創業支援施設です。

東京都東大和の中小企業大学校にあり、「創業支援コース」は半年間をかけて担当メンターと相談をしながら創業支援/新規事業立ち上げ/異業種との交流を進めていきます。

場所が「中小企業大学校」という中小企業診断士の養成学校であることもあり、図書館が充実しています。学食もあるのでランチはお安く済ませることが可能。

格安でブース席や個室を借りることが出来るので、学びながらの起業も出来ます。場所の便があまり良くないのがデメリットで、意外に近隣地域の人しか集まっていないのが勿体ないところだと感じました。

多摩信用金庫

地域の信用金庫でも創業支援を行っているところは多いです。

私は、多摩信用金庫で「創業ステップアップセミナー」が開かれていたので受講してみました。他のセミナーよりもやはり財務系統のお話が分りやすかったです。

その後の創業融資や口座開設まで繋がっていく事になります。取引の流れを作るには一番良い入っていき方だと感じました。

まとめ

創業支援施設はほとんどが無料で利用できたり、参加費用が掛かったとしても格安です。

収入が無くなっている場合の起業準備期間には「渡りに船」の環境です。利用しない手はありません!新しい事を始める状況になった時、いろんな情報が得られることは非常に大切なことですし、自分自身も気持ちに安心感を得られます。

起業者が集まる場所に行く事で、同じような創業を志す人と交流できる環境にいることが、非常に刺激的で新しい出会いのきっかけ作りになるのだと思います。

色々な講師の講義セミナーを幾つか聴いていく事で、「起業に最低限必要な知識」が理解できていきます。王道の起業の進め方を感じ取り、その後で自分自身のカラーを出していく方法を模索していくのが成功への近道なのではないかと思います。

どの講師の先生も言われていたのが、「未経験の事業での起業はリスクが大きい」ということでした。確かにそれに加えて「自分が経営者となること」が未経験への領域に進むことなので、進める事業内容くらいはこれまでの人生で経験がある仕事のほうが、進めていく事業に少し余裕を持っていろいろ対処していけるのかもしれないですね。

創業支援に関しては各所で充実しておりますが、実際に事業スタート後の「補助金申請」や「資金調達」などはかなり申請や審査が厳しく時間が掛かるものでした。その辺はまた次回に~起業後~編で感じたことをお知らせしたいと思います。

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